キャンプ用テントの選び方をまとめました。
テント選びに失敗しないために、この記事で紹介しているポイントはしっかり確認しておきましょう。
ぜひ、テント選びの参考にしてみてください。

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大きさ

テントの大きさは何人で使うかを想定して選びましょう。

テントにはそれぞに対応人数がありますが、これはその人数がギリギリ寝られるスペースがあるということです。
くつろいだり、荷物を置くスペースを考えると、明記されている人数より1人から2人ほど少ない人数での使用がおすすめです。

人数が多い場合はその分大きなテントが必要になりますが、テントの大きさは設営の難易度に直結しています。
設営に自信がない、設営は一人だけで行う、毎回大人数とは限らない、という場合は、小型のテントを複数用意するという方法もあります。

設営のしやすさ

設営が簡単なテントがおすすめ

特に初めてのテント購入の場合は、設営が簡単なテントをおすすめします。
一人で設営する場合は、小型のドームテントやワンポールテントがおすすめです。

大型なら複数人で練習を

大型のテントになればなるほど設営は大変ですが、複数人で設営できる状況であれば、検討してみましょう。
設営は事前に練習しておくことで、本番で手間取らずにすみます。

自立式と非自立しきはどちらでも問題なし

テントとポールだけで自立する自立式と、ペグなどで固定しなくては形が崩れてしまう非自立式はどちらを選んでも、問題になることはほぼありません。
非自立式の場合はペグ等でテントを固定する必要があるため、ペグが刺さらないほどの硬い地面の場合は設営に苦戦してしまうかもしれませんが、頑丈なペグとペグハンマーを用意することで解決することがほとんどです。

居住性・快適性

結露対策

テント内の結露防止のため、ダブルウォールのテントを選びましょう。

ベンチレーションの有無

ベンチレーション(通気口)が装備されているかを確認しましょう。
ベンチレーションは風を通し、蒸気を逃す効果があります。

メッシュ素材か確認

インナーテントの側面がメッシュ素材の場合は通気性がよくなります。特に夏場は熱気がこもるため、通気性は重要です。
ただし、冬場の利用を考えると、メッシュ素材は断熱効果がないため寒く感じることもあります。

フライシートはスカートか確認

冬場の利用を想定するのであれば、テントと地面の間に隙間を作らないようにするため、フライシートが長いスカート付きのものがおすすめです。

耐水圧

キャンプ場は山にあることが多いので、天候が変わりやすいです。
突然の雨にも対応できるようにしておきましょう。

耐水圧の基準

テントがどれだけ水に強いかを確認しましょう。耐水圧はどれだけ水が染み込みにくいかを表しています。
1,500mm以上の数値であれば、ある程度の雨水などは防いでくれます。2,000mmあるとかなり安心できます。

コットンは耐水圧が低め

コットン素材のテントの場合は耐水圧が低いものが多いですが、コットンは水を含むと生地が膨張し、水を通しにくくする効果があるため、耐水圧以上の雨にも耐えることができます。
大雨でなければほ雨漏りの心配はほとんどありませんので、耐水圧が低いという理由でコットンを敬遠する必要はありません。

耐火性

多くのテントはポリエステル素材のため火に弱く、焚き火の火の粉で穴が開いてしまうことがあります。
キャンプに行ったら絶対に焚き火をしたいという場合は、火に強い素材であるコットンやポリコットンも検討しましょう。

耐久性

テントの寿命は幕の寿命と同じです。
幕に使われている生地の素材を確認しておきましょう。
コットンやポリコットン(TC)は生地が厚めのため、ポリエステル素材のテントに比べると頑丈です。
長く使い続けることを考えると、値段が少し高くなりますが、コットンやポリコットン(TC)も検討の価値があります。

外観

外観もテントには重要です。
好みの形や色のテントを選ぶことで愛着も湧きますし、キャンプ場で自分のテントを見つけやすくなるという利点もあります。

価格

同じような形であってもメーカーや素材によって価格は大きく異なります。
基本的には値段と品質は比例しますので、予算は十分に検討しましょう。

キャンプ用品はテント以外にも揃えるものが多いため、テントだけに予算をつぎ込んでしまうと、他の必要なものに使えるお金がなくなってしまうことになりかねません。
予算全体からどれだけテントにかけられるかを検討し、テントの予算を決めましょう。

あとがき

いかがでしたでしょうか?
チェックするポイントも多いため、全ての条件を満たすテントを探し出すのは非常に難しいと思います。
どのポイントを重視するかは人それぞれです。
金額を最重要項目としてみる方もいますし、見た目を一番に考える方もいます。
まずはあなたがテントに何を求めているのかを考えて、自分用のチェックポイントを探し出してみてください。