テントには自立式と非自立式の2種類の構造があります。
自立式と非自立式は、テントがポールのみで自立する、しないの違いです。

設営時に注意するポイントが異なりますので、それぞれの特徴を知っておきましょう。
ぜひテント選びの参考にしてみてください。

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自立式

自立式テントの基本的な設営方法

代表的な自立式テントはドーム型テントです。
ドーム型テントは幕とポールでテントの形を作り、その後、地面にペグで固定する方法が一般的です。

小型のドーム型テントであれば2人いれば余裕を持って設営できます。慣れてくれば1人でも設営できるでしょう。

設営時は風に注意

地面に固定する前にテントの形にするため、風が強いときはテントが飛ばされないように注意が必要です。
テントが飛ばされそうな場合は、荷物をテント内に入れておもりとしたり、ペグで仮止めして飛ばされないようにしながら設営しましょう。

非自立式

非自立式テントの基本的な設営方法

代表的な非自立式テントはワンポールテントです。
ワンポールテントは最初にテント本体をペグで地面に固定し、その後、ポールを使ってテントの幕を持ち上げて設営します。
最初に地面に固定するため、誰かに支えてもらう必要がなく、一人でも設営が可能です。

設営には場所に適したペグを用意

非自立式のテントは、ペグで地面に固定する必要があるため、ペグがささらない硬い地面や、ペグが固定できないような砂の上での設営は難しくなります。

硬い地面に対応するためには、強度の強いペグとペグハンマーを準備しておくと安心です。

ペグは村の鍛冶屋の「エリッゼステーク」、ペグハンマーはスノーピークの「ペグハンマーPRO.C」が特におすすめです。

逆に砂の上の場合は、地面に深くさして固定する必要があるため、砂用のペグや長いペグが必要です。

キャンプ場での利用に限定するのであれば、地面が砂ということはほとんどありませんので、硬い地面に対応するための準備だけでも十分です。

おすすめはどっち?

自立式と非自立式に関しては、キャンプ場での使用を考えた場合は、どちらでも問題になることはほとんどありません。
設営の難易度はテント自体の形状、大きさ、重さに依存する部分が大きいため、自立するかは意識しなくても大丈夫です。